一人で頑張る経営者の味方「一人親方労災保険」

怪我したときの補償は…、誰もサポートしてくれない…、経営者は何かと大変、そのお悩みを解決!

会社員でなくても守ってくれる労災!

労災保険は通常、従業員としてはたらく労働者が業務上、通勤途上で被った怪我や病気に対して国から給付が行われます。しかし、建設業や貨物、運送業などに従事し、基本的に一人で働く人(これを一人親方と呼びます。)が業務上や通勤上に被った災害に対して給付が行われるという特別な制度です。(但し、通勤災害には対象外の業種があります。)

一人親方は事業主であると同時に労働者としての性質も非常に強いため、この制度は設けられました。この制度を「特別加入」と呼びます。特別加入は労働保険事務組合や一人親方団体を通しての手続きが必要であり、個人で加入する事はできません。 加入を希望する場合には自分の所属する業界団体や最寄の労働基準監督署などに相談してみましょう。加入するための団体を紹介してもらうことが出来ます。

一人親方は怪我や病気などで働けなくなった場合、保障がありません。ですので、自分で民間の保険などに入っておく必要がありますが、民間のものは料金も非常に高く、手続きも煩雑な事が多いです。

しかし一人親方の労災保険に加入しておけば、通常の労災保険とほぼ同等の保障が受けられます。また、自分の日々の給与にあわせて、年間所得約127万円~約910万円までの16段階から選ぶ事ができ、それに合わせて保険料を支払う事になります。

事務組合などに加入していれば、書類作成や申請などの煩雑な手続きは代行してやってもらう事ができます。一人親方には必ず特別加入の手続きをすることをおすすめします。